こんにちは。
明石住まいるリフォームです。
今回は組み合わせトイレのメリット・デメリットについてご紹介します。
ぜひ最後までご一読ください！
【目次】
3. 組み合わせトイレのデメリット
1. 組み合わせトイレって何？
組み合わせトイレとは、便器、タンク、便座が分離していて、
それらを組み合わせて設置するトイレのことです。
現在よく聞かれるようになったタンクレストイレは、文字通りタンクがなく、
便器と便座が一体化しており、一体型トイレも便座とタンクが一体化しています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください！
2. 組み合わせトイレのメリット
2.-1 比較的安価で交換できる
昨今よく耳にするタンクレストイレや一体型トイレに比べて、組み合わせトイレは
比較的価格は抑えられています。低価格ですが、便器内のコーティングや節水性能は
一体型トイレやタンクレスにも引けを取らないほど進化しています。
2.-2 便座のみの交換ができる
こちらもタンクレストイレと一体型トイレとの比較になってしまいますが、
組み合わせトイレは他の2つと異なり、便座の交換が簡単です。
タンクレストイレは便座と便器が一体になっているので、基本的に便座のみ
の交換はできません。
タンク・便座一体型のトイレは、取替用機能部（タンク・便座一体部分）が
製造されてきていますが、そういったものがない場合もあります。
取替用機能部がない場合は一体型トイレも便座のみの交換はできません。
組み合わせトイレは便座のみの交換は簡単に行えます。
他メーカーでもサイズが合えば交換することが可能です。
トイレの中でも便座は比較的早く故障しやすいので、そういった点を
考えると、便座のみ交換できる組み合わせトイレは魅力的ですね。
2.-3 手洗あり・なしが選べる
手洗あり・なしが選べるのも組み合わせトイレのメリットの一つです。
タンクレストイレは手洗ありは存在しません。一体型トイレは機種によっては
手洗あり・なしを選ぶことは出来ます。
トイレの中に手洗器を付けられないけど、洗面所ではなく、トイレの部屋の
中で手を洗えるようにしたいと考える方は、手洗ありを選んでいただくと便利です。
逆にトイレの部屋内に手洗器があって、トイレ自体に手洗な必要ないという方は
手洗なしを選んでいただけます。
どちらのニーズにも対応できるのも魅力の一つです。
2.-4 水圧に関係なく設置できる
組み合わせトイレは必ずタンクが付いているので、水圧に関係なく設置が
できます。最近人気のタンクレストイレは、水道直結で給水しているので、
水圧が低いところでは設置ができません。
戸建の2階部分でもタンクレストイレは設置が推奨されていないので、
設置できる場所が限られてきます。
その点でいくと、組み合わせトイレはタンク式のため、水圧が低くても
問題なく排水ができます。そのため設置場所を選びません。
2.-5 停電時なども水が流せる
組み合わせトイレは給排水時に電気を必要としないので、停電になっても
断水していなければトイレを使うことができます。
タンクレストイレは各メーカーの中で高グレード商品ということもあり、
手動のレバー洗浄ではなく、リモコンのボタンでの洗浄や、人の動きを感知して
自動で洗浄するものが一般的です。
そのため、停電になった際は、普段通りの洗浄方法は使用できず、
バケツに水をためて便器に流すか、停電時用の排水方法を行う必要があります。
各メーカー、停電時用の排水機能は備えていますが、停電が起こるほどの有事では
なかなか冷静に排水方法を調べたり、取扱説明を読んだりといった余裕はないかと
思われます。しっかり説明を受けたとしても、日々使わない機能はどのように
使うか忘れてしまうことも考えられます。
組み合わせトイレは普段通りレバーで流すことができるので停電時も安心して
ご利用いただけます。
3. 組み合わせトイレのデメリット
3.-1 デザイン性がタンクレスや一体型に比べて劣る
最近人気のタンクレストイレや一体型トイレに比べ、デザイン性の面では、
組み合わせトイレは劣ります。お部屋の雰囲気をガラッと変えたい場合や、
よく来客があるため、最新のデザインのトイレを設置したいと考えられる方には
組み合わせトイレは不向きです。
3.-2 掃除がしにくい部分もある
一体型トイレやタンクレストイレと違い、便器・タンク・便座が分離しているため、
すき間や凹凸に汚れがたまりやすく、お掃除がしにくい部分もあります。
便座と便器のすき間やタンクと便座のすき間など、どうしても細かい部分は
ふき掃除がしにくいのが、難点です。
3.-3 タンク式のため連続使用には適していない
タンクに水を溜めて洗浄する方式のため、連続使用をすると水量が少なく、
洗浄能力が下がってしまいます。人数が多いご家庭で、朝トイレが混むという場合は
不便に感じられるかもしれません。
4.まとめ
ここまで組み合わせトイレのメリットとデメリットについてお話してきました。
価格を抑えたい、機能を組み合わせたい、水圧が心配という方には組み合わせ
トイレはおすすめになってきます。
価格は高くても、スッキリしたデザインにしたい、掃除しやすさを重視したいと
お考えの方は、タンクレストイレや一体型トイレがおすすめかと思います。
ご自身の欲しい機能やご予算帯からメリットやデメリットを考えて、納得のいく
選択をしていただければと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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