こんにちは。４月は新しい出会いの季節。今年は３名の新卒新入社員を迎え入れることができました。昨年は３名、一昨年は４名と毎年、新卒のフレッシュな人材が仲間に加わってくれています。

入社式のあとは社長講話ということで、社会人として当社の社員として大切にして欲しい考え方や行動を伝えながら１時間ほどの研修を行いました。

なかでも、「目的意識を持って働く」ということを私は大切に考えています。目的意識がある人は、主体的に働くことができます。逆に目的意識がない人は、指示されて受け身の働き方、ともすれば、嫌々働く、不平不満を言いながら働く、そんなストレスを抱えながらの働き方になってしまいます。

目的意識の重要性を分かりやすく表現した童話で「３人のレンガ職人」というものがあります。目的意識の違いで全く同じレンガ積みという作業をしていても、働く姿勢、気持ち、周りへの影響、すべてが変わってくるという話で、仕事のやりがいは環境で決まるのではなく、自分自身の仕事の捉え方で決まるというものです。

以前は言葉で伝えていましたが、若い子たちにも分かりやすいように、３人のレンガ職人のアニメ動画をインターネットで探して見てもらいました。今風のやり方かもしれません。最近では業務マニュアルも動画でつくる時代ですからね。会社側も工夫が必要です。

これから社会人として経験を積む中で、つらいことやうまくいかないことも山ほど経験します。そんな時に、自分自身の仕事に向き合う姿勢、「何のために・・」という目的の部分を自分の中で見い出し、モチベーションをセルフコントロールできるようになって欲しいと思います。若手人材を成長させてあげられるよう、会社もしっかりとサポートをしていきたいと思います。