皆さん、こんにちは。コロナウィルスの問題が深刻化し、当社でも「従業員を感染させない」ということを最優先に業務のあり方、やり方の見直しをかけ、在宅勤務、時短勤務、営業時間短縮、オンラインミーティングなど様々な取り組みを開始しました。

このような不測の事態の際に幹部、社員が自ら考え、対策を講じてもらえるのは社長としては大変有難く、頼もしさを感じます。社長がすべて判断して、部下はそれに従うというトップダウン社風の組織は、経験したことのない障害に見舞われると脆さが露呈してしまいます。今回のような急激な環境変化にあっても組織全体が素早く対応できる会社は、これからも更に進化していくのだと思います。

さて、私も新しい経験をどんどん取り入れようということで、先日経営者仲間とオンライン懇親会を開催し、現状の業績や今打つべき手など真剣にディスカッションを行いました。このつらい境遇に直面している同じ立場の経営者仲間がいてくれることが本当に心の支えになります。

経営者は最悪の事態を想定して、それが起きても会社が傾くことがないように強い会社を作らなければならないと言われます。平常時に怠けることなく、どれだけの準備ができていたか、どれだけ高みを目指してきたか、常日頃の姿勢が緊急時に差となって表れます。

「明けない夜はない」長いトンネルを抜ける日に希望を繋ぎ、会社を進化させるチャンスだと前向きにこの難局を捉え、社員の健康と生活を守り、環境に適応した事業継続をしてまいります。